さくらGSからのお知らせ
変化によって
価値を生み出す
私たちさくらGSは、単にめっき処理を行う会社ではありません。物体に新たな効果を施し、製品により高い価値をもたらす総合表面処理メーカーとして、日々お客様のニーズを満たすための研究・開発を行なっています。
近年の脱炭素化、軽量化といった社会の流れは、日本の主要産業である自動車産業においても強い影響を及ぼしています。それは製品における金属の役割に変革をもたらす、大きなパラダイムシフトです。
私たちさくらGSはそういった社会の要請に応えるため、従来のめっき処理に留まらない、金属と樹脂の結合技術といった新たな分野へも進出し、お客様に新たな価値を提供できるよう、積極的なご提案をしてまいります。
精度の要求に
応え続ける
かつて世界のトップを走っていた日本のものづくり。質が良く壊れづらい日本製品を影から支えていたのが、めっき職人の技術でした。時代は進み、海外製品の台頭や環境汚染への対策、デジタル化に伴う新技術の広がりや、グローバル化による国際基準への対応など、製造業に対する社会の要請は、より高度かつ緻密なものになっていきました。
私たちさくらGSはそのような社会情勢の変化に対応するため、完全自動化されためっき処理ラインを確立。皮膜の厚さ数マイクロメートルという高い精度を実現するため、新たな検査機器を何台も導入するなど、良いものを大量に、安定生産できる体制を築き上げることで産業界のニーズに応えてきました。
既存の技術に甘んずることなく、常に要求を満たす方法を模索し、切り開いてきたからこそ、大手メーカー様からの継続的な信頼をいただけていると確信しております。
生活を支える
表面処理の底力
めっき業界は、久しく斜陽産業と言われています。しかし、めっき処理の必要性は、決してなくなることはありません。それはひとえに、多くの人々が豊かで暮らしやすい生活を送りたいという願いに根ざしています。
ニッチな仕事のため他社が量産化に手を出しづらい商品であったり、逆に他社が躊躇してしまうような、世界中に大量支給するための安定した品質保証を要求する商品であったりと、お客様のニーズは様々です。
私たちさくらGSはそのようなお客様のニーズを受け止め、長年の研鑽の中で培った技術を継承することで、企業としての価値を高めて参りました。表面処理を通して確かな価値をお客様、そして人々に提供し続けることは、私たち総合表面処理メーカーの使命です。
お客様のニーズを受け止め
実現化する提案力
エッチング技術で
マルチマテリアル化を促進
政府による2050年を目標にした脱炭素化社会の実現に向け、製造業においても様々な分野で小型化、軽量化への動きが活発化しており、製品のマルチマテリアル化のニーズが高まっています。
そこで当社では、脱炭素化社会実現に向けた産業界のニーズに応えるために、次世代の革新的な技術になりうる「樹脂と金属の接合」という新たな表面処理の分野へと事業を拡大してまいります。これを実用化することにより、従来金属で作られていた部品の樹脂での代替が可能となり、素材の組み合わせの可能性が大幅に広がります。
こういった技術は未だ発展途上であり、当社にとっては綿密な研究・開発を要する高リスクな新技術です。しかしながら、将来的に産業界、製造業のお客様の皆様に新たな価値を提供するため、業界に先駆けてこれら新技術の実用化に向けた取り組みをいち早く行なっています。
耐食のカスタムメイドで
業界最高水準の高耐食性能を実現
さくらGSではお客様の高い要求水準応え、より高性能、かつ安定的な製品供給を可能とするため、鉄・亜鉛合金メッキ、鉄・亜鉛ニッケルメッキ、YCコートといった様々な処理の中から、お客様の製品に最も適しためっき処理のご提案を差し上げています。
また、これら複数の処理を組み合わせたり、トップコートを取り入れるなど、お客様の製品オリジナルのめっき処理レシピを開発。高性能のめっき処理を、より現実的な価格で提供することを可能としています。
インラインで当社内では行っていない処理だとしても、当社と共に協力しあって答えを出そうと努力をしてくださる多数の同業メーカー緊密に連携し、情報交換だけでなく実生産面でも協力関係を築いています。日本だけでなく海外を含めた薬剤メーカーとも常にコミュニケーションを取り、お客様のお困り事に貢献するための情報収集を行なっております。
ひとを大事にし、寄り添う企業でありたい
私たちさくらGSは、仕事を通して人として本当の強さと優しさとを兼ね備えた集団であり続けるべく、挑戦をし続けます。業界の常識や従来の慣習に囚われず、常に「お客様のお困りごと」を解決することを目標に、新たな技術を持った人材を積極的に育成し、常に最高品質のサービスを提供します。
従業員にとって満足度の高い企業であることは、お客様か選ばれる企業になるために欠かせない条件であると、さくらGSは考えます。「働くことを楽しく感じられ誇りを持てる職場であること」そして「会社で働き続けることに不安がない会社であること」を達成するために、従業員の声を真摯に受け止めて改善に努めています。
そのための取り組みとして、福利厚生をはじめとした従業員サービスの拡充に積極的に取り組んでいまいります。また、家族手当を創設し、更に現在は住宅手当の新設も検討を進めています。教育研修については、動画を用いた研修制度を予定しており、新卒の人材採用も積極的に進めてまいります。